美容健康ツボ道場
逆腹式呼吸
気功の基本は腹式呼吸です。腹式呼吸をおこなうと徐々に横隔膜の活動の幅が大きくなり、胃腸や肺の働きが活発になります。しかも、この逆腹式呼吸は、「部分やせダイエット体操」の基本であり、この呼吸法だけでも毎日続ければ確実にやせることができますので、しっかり覚えてくださいね。
逆腹式呼吸のやり方
1.肩幅くらいに足を広げて立ち、からだをリラックスさせて下腹から上腹へと少しずつ移行しながら引っ込めていきます。
2.そのまま胸を左右に広げるようにして、鼻から息を少しずつ吸い込みます。このとき、肩に力が入らないよう気をつけてください。お腹とヒップが緊張してくるはずです。その状態に慣れれば、自然に腹部がへこんでくるでしょう。
3.もうこれ以上吸い込めないというギリギリのところまで吸い込んだら、今度はお腹を膨らませるようにしてゆっくり息を吐きだしてください。横隔膜が上下に動き、腹腔神経を程良く刺激することができます。
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逆腹式呼吸のポイントは、とにかくお腹を思いきりへこめることです。
この運動を毎日繰り返しおこなうと、自律神経の働きが活発になります。自律神経の働きがよくなると、甲状腺ホルモンや副腎皮質ホルモン、性ホルモンなどの女性にとって不可欠なホルモンの分泌が活発になって、脂肪や水分の代謝がよくなります。そのうえ、胃も小さくなりますのでやせる効果も大きいです。さらに、新陳代謝がよくなるので肌もつややかに美しくなります。
この他、腰をしなやかに保ち、脊椎や骨太の歪みを矯正することも可能です。つまり、やせるだけではなく、体のバランスを整えて、全身の若返りを計れるオールマイティの痩身術なのです。とくに、お腹を引っ込めたい人やヒップアップしたい人にはオススメです。ただし、生理のときは控えましょう。
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